ただ、問題になるのは絶縁だろう。組み込みシステムの実験において、PCと電気的に繋がっているのは多少の問題がある。最悪の場合にはUSBポートの故障、PCの故障にもつながる。とくに大電流や高周波を扱う回路であれば、ノイズの問題も忘れてはならない。
今回の実験ではカレントミラー回路によるもので、NPNタイプのトランジスターを2個セットにして使用し、通信速度の高速化を実現したい。
さっそく、実験ボードを製作し、マイコンにて方形波を生成、オシロスコープにてその波形をチェックする。
赤色がマイコンからの波形で、黄色がフォトカプラ通過後の波形である。
先ずは4800bps、この速度ではほとんど問題がないと思う。
次に、9600bps、立ち上がりが多少丸くなってきているが問題は無い。
次に、19200bps。これも立ち上がりが丸みを帯びてきているが、振幅も十分触れているので大丈夫である。
38400bps。このあたりになると波形の形もだいぶ丸くなってきたが、振幅と共に、波形の幅もまだ十分なので、エラーは少ないであろう。
76800bps。上記の波形では読み取りが五分五分になるのではないだろうか、ぎりぎり振幅は取れているものの、波形の長さが、入力の半分程度に成ってきているので、読み取りに失敗する可能性は高い。
115200bps。まず、これでは通信は不可能である。
以上の結果より、今回はしていないが、単にフォトカプラを使用した実験では4800bpsが限界だった。だが、回路を組むことにより、最高で57600bpsまで通信速度を上げられた。10倍以上の通信速度差は絶大である。安価なフォトカプラであっても工夫次第で、実用に耐えられるので、今後も活用して行きたい。








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